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オッサンのゲームに纏わる奮闘記です。
自宅にある壊れたアーケード基板だらけをなんとかしたいと思っています。
brokenPCBs.jpg
とりあえず、時間ができたら少しづつ出来る範囲で修理してみようということで、やってみました。

gallagCPU.jpg
ギャラッグの修理です。
ものすごく有名なコピー基板の一つじゃないでしょうか?
ナムコのギャラガのコピーで、カオスな時代の産物かなと。
青基板と緑基板があるそうですが、今回壊れているのは青基板。

これを修理することができたのと、色々と情報から追加で改造したりしたので、それを健忘録として記録していきます。


まずどのような動作をするかです。
ハーネスの情報は、海外のアーケード基板に関する情報のサイトに数多くありますので、それを参考に。
こことか。

で、動作させてみたのが、これ。


起動時のメモリーチェックパターンなど表示されませんが、爆発音が鳴ってゲームは起動しています。
コインを入れて、スタートすることもできますし、操作で敵を倒しているみたい。
バックの星は流れていますが、それ以外のスプライトが表示されずという状態です。

で、こんな時にどこが壊れているか考えますが、スプライトの表示以外ゲームとしての動作は大丈夫なようであれば、画面表示側を疑ってみます。
ギャラッグの基板は2枚のタイプで、
gallagCPU.jpg
上にある大きいものがCPU側、
gallagVIDEO.jpg
下の小さい方がビデオ周りです。
で、下のビデオ側の基板がおかしいだろうという予想を立てます。

次に考えられることとして、スプライトだけがおかしく、背景の星は綺麗に出ていることから、RAM周りの可能性は低いかなと。RAMが壊れていれば、背景の星もおかしくなったり、スプライトもむしろゴミが表示されたりするパターンかなと。
ちなみにRAMが壊れていると、起動時に壊れたRAMに対応した表示があるようですが、この状態ではどこが壊れているか表示されませんので不明です。
#RAMの壊れている場所と表示の対応は先程ハーネスのところで、置いたリンクに書いてあります。

で、スプライトのデータが乗っかっているEPROMが飛んでいるか、そのあたりを制御しているlookup tableやpaletteデータ、ICが飛んでいるのかな?とか想像します。

こういう時にお世話になるのが、
MAMEのSourceです。

ソースのコメントなどを読むとわかりますが、MAMEではギャラッグはgallagというイメージのセットとなっているようです。
2363行からgalagaoの、2483行からgallagの内容が記載されています。
CRCなどをみるとわかると思いますが、galagaoとgallagはgg1-2.3mとgg1-9.4lが異なっている以外で同一です。
別な情報からですが、この2つをgalgaoのオリジナルのものと置き換えると、タイトル画面やCopyrightの表示がギャラガのものに戻るようです。


まあそれは修理できてからにして、とりあえずVIDEO側にあるEPROMを吸い出し、データを比較してみます。
gallag_EPROMread.jpg

で、どうか?うーん、おかしいところはないな?
ということで、これはハズレです。
念の為CPU側のEPROMもチェックしてみました。
これも全て問題ありません。
gallagのデータと一致しています。


ということは、
6301-1prom.jpg 7603-5prom.jpg
5つあるBipolar PROMが悪いのかな?とか想像します。
残念ながら、これらを吸い出すことができるほどの良いライターを持っていないので、どうしたものか?

こういうときは動作していそうな取り外し可能なチップを外してみて、動作が変わらないかチェックしてみます。
とりあえず、順番のPROMを外しては電源を入れを繰り返しました。
で、どうか?
うーん?まったく動作が変わらないw

しょうがないので、なんとかBipolar PROMを読み込んでみます。
クロスリファレンスがここにありました。
情報から使われているPROMは
Harris製の7603-5(Signeticsの82S123互換) Video側9Pに1つ
MMI製の6301-1(Signeticsの82S129互換)   Video側4P、1D、CPU側1Lの3つ
82S129 CPU側5Mに1つ
でした。
82S123と129のデータシートはネットでググれば簡単にみつかります。

PROMread.jpg
これを適当なEPROMとして変換して読み込んでしまいましょう。
とりあえず、2716あたりのピンへ適当に配線。
各アドレスインプット、データアウトプットを適当に配線し、CEはCEへ入れます。
82S129とその互換からやりました。
データアウトプットが4ビット分しかないので、2716としての上位4ビットはすべてGNDの落してみます。
インプットの足りないものは無視して、読み込みます。
ピンがつながっていないなどのwarningがでますが、それも無視。

で、やってみると、
gallag_promdata.jpg
出てきたー。
とりあえず、この調子で全部のPROMを読み込んで見ます。
すると、
broken7603-5prom.jpg
このひとつだけ容量の違う7603-5がデータが変、というか飛んでいる。
こいつの可能性が高いようです。
#ちなみに7603-5は8ビットなので、再度適当につなぎなおして読み込みますよ。
#ギャラッグのBipolar PROMの位置と、MAMEのセットとの比較に関してですが、(画像をクリックして大きい画像で見ると分かります)
gallagCPU.jpg
#CPU側のL1がprom-1.1d、M5がprom-2.5c
gallagVIDEO.jpg
#Video側のD1がprom-3.1c、P4がprom-4.2n、P9がprom-5.5nに対応していました。

ソースではprom-5.5nはpalletのデータのようですが?不思議。
ということで、このPROMを修理してみます。
って、どうするんだ?読み込みできたけど。書き込むライターはない。
そもそもPROMが手に入らない。
#Bipolar PROMをリード、ライトできるものが欲しいw

すると、こんなサイトを発見。
そうか、50nsぐらいのEPROMとかで代用すればいいんだなと。
というわけでAtmel 27C512を探してみると、RSオンラインやDigikeyなどで普通に230円ぐらいで売っていました。
AT27C512_1.jpg AT27C512_2.jpg
で、これを購入。

512toprom1.jpg 512toprom2.jpg 512toprom3.jpg
早速、こんな感じで変換をつくって、変えてみます。
そして、電源オン

gallag_work1.jpg gallag_work2.jpg gallag_work3.jpg

おお!大丈夫そうですね!
これで、ギャラッグ復活です。

それとついでですが、若干文字などがオリジナルと異なり白く発色するというので、こちらを参考に抵抗を変更。
gallag_Resistor.jpg gallag_res_kai.jpg
画面、変わったかな?
gallag_reskai2.jpg

さらに先ほど書いたように、2つのEPROMをオリジナルと書き換えてみると。
gallag_kai.jpg
namcoになっちゃったw
うーん。いろいろな意味で大丈夫かなw

ということで、早速縦画面筐体に入れて遊んでみます。
gallag_end.jpg
って、画面反対だしorz


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