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オッサンのゲームに纏わる奮闘記です。
そんな訳で続きです。
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今回はコンデンサ交換などについて書きます。
早速ですが、電解コンデンサを全部交換すると1台につき216個ありますので覚悟してください。
多分普通の人の一生で交換するコンデンサ交換を1台で行うことになります。
(普通の人はコンデンサなんて交換しない)
続きます。
パーツ交換とタイトルを書きましたが、最初に相反することを書きます。
不要なパーツ交換は本来必要ないと思っています。むしろ交換したことで余計に破壊する可能性もあります。その上で修理するかどうか、どこを修理するのかを考えてから、この情報を利用ください。
まず私の方で所有している故障しているレーザーアクティブ3台について書きます。
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故障している動作ですが、メインの電源を入れることでメインのパワーランプとリセットボタン部分は点灯しますが、CD/LDのボタン部分は一瞬点灯するかしないかですぐに消灯し、ボタンを押しても無反応でトレイが出てきません。
3台すべて、こういう状態の故障でした。
結論から先に書くと、3台ともINTF assy(PACが取り付く一番下の基板)のコンデンサ交換で修理できました。
その他にもピックアップが完全に上がりきらないとか、ディスクが認識できないなどがありますが、これは先達の方々が故障部位と修理方法を記載されておりますので、それを後のほうで紹介します。
どうしてここが故障しているかわかったかというと、もう1台所有している動作品のレーザーアクティブとそれぞれ基板を交換しながら動作するしないをチェックしてみたところ、結果的にINTF assy以外はすべて交換しても問題なく動作しました。
その上で本来は不要と思われますが、すべてのコンデンサを調べ、全て代替品に交換してみるという実験的なことを行ってみました。

とりあえず私の方で調べたレーザーアクティブに使われている電解コンデンサ一覧と交換したコンデンサ一覧を公開します。
申し訳ないのですがリードオンリーです。xlsx形式で開かれるようになっていますので、ダウンロードするなどして使ってください。
サイズは実測ですが、計測したときの気分(?)によって1mmぐらい前後しているかもしれません。
正式なシリーズ名が不明なものが多いです。
代替としたコンデンサですが、30年くらい前のコンデンサは殆ど手に入らないです。
今回、代替に使用したコンデンサも記載しました。入手先のショップなど記載しています。何も記載がないのは秋月です。

これらの代替を行って、いくつか交換後にわかった問題があります。
低背品や小型品は、動作部分に干渉するなどの理由があって採用されていました。
残念ながらサイズがちょうどよい代替品が入手できない場所があり、サイズにこだわらず交換しましたが、いくつかサイズの問題で基板配置や動作に干渉するところがありました。
リストのところにサイズ違いを記載しましたので、そういうところは可能であれば私の使用した代替品ではなく、サイズの合致する代替品を用意してください。
そうでない場合は、横向きに曲げるなどして高さをなるべく低く抑えたほうがいいです。
またサイズが比較的同じであっても、リード部分は極力短くして基板からの高さは低くしてください。
干渉したところの画像を上げます。
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これはCONT assyとRGBB assyが干渉しています。CONT assyのオーディオ用小型コンデンサを通常のものに交換したら、基板と接触してしまいました。
またC484の330uFも扁平品を使用せず、干渉してしまいます。斜めでハマりました。
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これはVIDEO assyなんですが、C922の100uFでMH7を使ったにもかかわらず、リード部分が長くて基板から高さがありました。
これがLDのトレーに干渉します。極力リードは短く取り付けましょう。
このような感じです。
コンデンサそのものは技術革新で性能は上がっているものが多いので、電気的特性としては、一般用は通常の85度品で大丈夫だと思います。
数箇所105度品が使われていたりすることと、オーディオ用と無極性(両極性)があるので気をつけましょう。

注意したほうがいいとしたら、電源基板(SYPS assy)に使われているものでしょう。自分はスイッチング電源の設計も時代と共に改良されていると思っているので、基本的に故障した電源は修理しない方針で直しています。
しかしレーザーアクティブは汎用の電源でもなく、電源基板からドライブモーターを直接駆動しているなどしているので、今後修理が必要となる可能性もあると思い交換してみました。
こちらはシリーズ名の記載があるので、ニチコンのサイトから代替品を記載しました。
すべてニチコンで揃っているほうがカッコいいかもしれませんが、自分はいいかげんなので、データシートからインピーダンスやリプル電流などを調べて、自分が通販で手に入れやすいショップで購入した場合の安い代替品を調べて記載しています。
代替品については耐圧が同じものである必要はないと思って探しています。
また基本的に電解コンデンサを探すときは、秋月→千石→RSの順だったりしますwこれは各自の好きで。千石で売っている東信工業株式のUTWRZってデータシートが無いんでよくわかりません。気になるならRSなどでPanasonicがいいかも。
参考までとしてください。

この代替品を使用してすべての電解コンデンサを交換し、問題なく動作したことを確認しましたが、再三になりますが自己責任でお願いします。

次に実際の交換方法に際してですが、結構トリッキーな実装となっているところが多々あります。
どういうことかというと、
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この写真のようにラジアルリードの電解コンデンサの裏面に
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面実装のセラミックコンデンサがあります。
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なので、うまいことラジアルリード側だけをハンダ吸い取りなどして除去し、
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交換します。
セラミックコンデンサが外れてしまったら、それももう一回はんだ付けすればいいのですが、どこかに行っちゃわないように。
同様にジャンパーがはんだ付けされていたりもしますので、これらも交換後に元通り直しましょう。
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後は賽の河原のように、永遠とやっていくだけです。
頑張ってください。
壊れていないところは交換しないと割り切ることも大事だと思います。

先程も記載しましたが、私の場合
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このようにINTF assy(PACが取り付く基板)が漏れていて、故障していました。こちらの基板にあるコンデンサを交換するだけで直りました。
すべてを交換した感触としては、INTF assy以外にSYPS assy(電源基板)は電解液漏れしている匂いがしましたので、やはり30年ものはそんなもんかもしれません。

交換後は組み立てましょう。
この前の分解の反対を行えばいいです。(詳細は次回)
動くかな?
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動いた〜。

それ以外の故障に関してですが、先達の方々のサイトを紹介することで代用します。(申し訳ない)
まず、トレイベルトやピックアップベルトの代替ですが、BAKUTENDOさんのサイト丸真商店さんのサイトが詳しいです。
トレイベルトですが、一見動作するように見えて、ディスクを入れたところピックアップが完全に上がりきらないトラブルがありました。
youtubeのこれと同じです。
動画はクランパーホルダーを浅くすることで直していますが、それはどうなの?と思いますw
トレイベルトが伸びてしまっていることとクランパーホルダーが固くなってしまっていることが原因のようですので、トレイベルトの交換を行いました。

RohmのICPシリーズ(保護素子)の故障ですが、こちらは同じくBAKUTENDOさんのサイトけーいーさんのなんかいろいろサイト丸真商店さんのサイトが詳しいです。
基板自体に記載もありますし、実際に目視してもらうとわかりますが、自分のレーザーアクティブは、ICP-10がFTSB assyに、ICP-20、ICP-25、ICP-50がSYPS assyに使われていました。
ロットによって違うようですので、調べてから購入したほうがいいでしょう。
テスターで導通を調べて、切れているようであれば交換しましょう。

一旦修理でうまく動いた後、突然切れてしまったこともあります。自分はコンデンサ交換後に、ピックアップが完全に上がらず、何度もディスクを出し入れしてピックアップベルトを駆動するモー
ターに負荷を掛けたせいなのか、コンデンサ交換後に切れてしまったりしました。
切れてしまった場合の状態について、症状が詳しく記載されていますので、参考にさせてもらいました。
パーツはBAKUENDOさんのサイトに記載がありますが、2020年5月の時点では、RSは取扱が終了しており、マルツと鈴商でICP-10,15,50は購入できます。
20,25ですが、ヤフオクでパーツを売っている方がいらっしゃいますので、そちらで購入できます。

次に完全に故障(基板が割れているなど)している場合、基板ごとの代替品を手に入れるしかないのですが、こちらも2020年5月の段階でPIONEERのサイトからは購入不可能でした。
この場合は、別なレーザーアクティブを入手したほうが早いと思います。

ピックアップユニットなどに関して、sega-16.comにあるフォーラム(他のフォーラムも同じ投稿があってどれがオリジナルか不明)に代替可能な機種が記載されていますが、これらは国外で多く出回っている機種のようです。
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国内で同時期に発売された同じようなレーザーディスクプレイヤーとして、CLD-K55GとCLD-02があるので、こちらを手に入れてみました。
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これはCLD-K55Gのサーボメカニズムなどです。レーザーアクティブの場合、向かって左にピックアップなどのケーブルが向かいますが、こちらは右に向かっているため、ポン付けで交換とは行かないですが、基本的な機構は同じようですので、基板を流用したりケーブルの長さを変えるなどで代替として使えそうです。
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こっちはCLD-02のもの。CLD-K55Gからカラオケのユニットなどな無くなっただけのような感じです。
同じくレーザーアクティブと同じ機構のようですが、左右のケーブルの出ている向きが違います。

この辺の交換は調整が必要ですので、次回とします。
レーザーアクティブ、もうちょっと続きます。
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