オッサンのゲームに纏わる奮闘記です。
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この前の吸い出しでビットレートがおかしいってところで終わりました。
今回はフロッピーディスクの特性とドライブの問題を知ったかぶりして書いてみます。

面倒なので5.25インチのことだけです。手抜きですいません。
ってすごく長くなった。

一般的呼称国内 一般的呼称海外 容量unformat
(kbyte)
容量format シリンダ数 面数 回転数(RPM) ビットレート(kbit/s) TPI maxBPi 保磁力
(Oe)
材質
2HC(IBM) 2HD 1604 1.21M 77 2 360 500 96 9646 650
Co-γFe2O3
2HD(98) 2HC 1604 1.23M 77 2 360 500 96 9646 650
Co-γFe2O3
2DD quad 1000 640K 80 2 300 250 96 5922 270
γFe2O3
2DD quad 1000 640K 80 2 360 300 96 5922 270
γFe2O3
2D double 500 320K 40 2 300 250 48 5876 270 γFe2O3












と、テーブルをいきなり記載しました。
#TPIはtrack pre inch(直径方向)、BPIはbit per inch(最内周の円周方向)ってことなどはいいですか?

5.25インチのことだけですし、他にも記載したいこともありますが、今回はここまでにします。
上のテーブルはちょっと、メディアやフォーマット側からの話とドライブ側からの話が混在しています。すいません。
2HCと2HDは同じメディアです。つまりドライブから見た場合はフォーマットが異なるだけで、扱いに差はありません。

2DDが2つあります。それが前回のビットレートが変なところの答えです。
本来の2DDは上の方の2DD(300RPM 250kbit/s)です。

5.25インチの歴史を知っている範囲でちょっと書きます。
1976年にアメリカのshugart社(現seagate)にてミニフロッピーという名前で5.25インチのディスクが発表されました。
それまでの8インチディスクと同様の48TPIのものでした、ヘッドの構造が小型化の技術に追いつかず、片面の35シリンダ、FMフォーマットというものでした。
しかしshugart社が当初よりこのドライブの設計、基本仕様などを公表したことで、多くのメーカーが5.25インチのドライブを発表、開発していくことになります。
48TPIは同様でしたが、まずディスクのヘッド・ウィンドウを大きくして40シリンダのものが普及しました。これがいわゆる1Sです。
次が、片面から両面へと仕様が変更されました。これが2S。
#ちなみにサーフェス1、つまりディスクの表面が各トラック、若干(4-8トラック分、これはヘッド構造によります)内側になっています。
次に記録方式の変更、つまりFMからMFMになりました。これが2DでIBMのPCに採用され、世界的に普及します。
その後、TPIを増加させることで、容量の増加という方向で発展しました。当初100TPIのドライブが発表されましたが、信頼性が低く普及しませんでした。次にshugart社などが96TPIのドライブを発表しました。
これは従来の48TPIのディスクとの互換性を保つことが出来るもので、1シリンダ飛びに読み込むことで48TPIが読み込み可能でした。
これが2DDです。

この次に出てくるのが2HDです。
8インチ2Dの1.6Mbyteを5.25インチのディスクで実現するために作成されたもので、1981年にNTTとY-E DATAが中心となって開発されました。
この時、8インチのドライブ特性をそのまま5インチに流用したため、360RPM 500Kbit/sということになりましたが、このままで、2D→2DDとなった互換性がありません。
そのため、2DD/2HD兼用のドライブが開発されることとなりましたが、300RPMと360RPMを切り替えるものと、360RPM固定のものが開発され、前者は国内で、後者はIBMで採用されました。
その兼用のドライブはどちらもビットレートが300kbit/sでした。

はい。それで上に書いた表で2DDのところが2つあることと、前回のビットレートの問題に戻ります。
つまり、300RPM250kbit/sは2DD専用のドライブの場合で、360RPM300kbit/sは、2DD/2HD兼用のものです。

うちにあるPC/AT機で使用していたドライブは全部で3つ。

TEAC FD-55GFR

NEC FD1155D

三菱 MF504C
これらはいずれも2DD/2HD兼用のドライブです。
ジャンパの設定はあるものの、一般的に360RPM固定としてPC/AT機で使用できますが、これで2D、2DDを吸い出すと前回のようなことになります。

では、どうするか?
PC/AT機に2Dのドライブを接続しましょう。
って、そんなことできるんか?と。
出来ます、しかもすごく簡単w。
PC-88のドライブがジャンパの設定だけで使用できます。
今回つないだのはPC-8801FAに使われていた、TEAC FD-55BRです。


写真を見てもらえば分かりますが、2ヶ所ジャンパがイジれるようになっています。
一つはDriveSelect(DS)でこれは当然DS1へ。
もう一つはRYとなっていましたが、これは34ピンのデータがReadyかDiskChageかを切り替えるものでしょう。当然PC/ATはDiskChageにしましょう(ジャンパを外しましょう)

これがもともとのジャンパ

こんな感じへ。

これで、接続してBIOSで5.25inch360Kbyteを選択。

こんな感じでWindows2000でも問題なく認識されます。
これで、dumpしてみましょう。

どうでしょうか?ちゃんと250kbit/sで読み込まれます。

んで、じゃあ読み込んだデータはどうなっているのかと、同じディスク(BASICのDisk)を比較してみました。
書き出したフォーマットはbit streamのデータであるHFE形式としました。



するとビットレートのEntry以外はまったく同じw。
#ちなみにHFEのファイルフォーマットはここ参照です。

これをSD HxCに入れて、実機でどうなるのかやってみました。
まずは98DO。
これは2D/2DD/2HD兼用のドライブ(TEAC FD-55GFR)を使用しているので、本来2D使用時は300kbit/sでもいけるのか、それとも250kbit/sのイメージはどうなるでしょうか?

?あれ?

次に先程とりだしたPC-8801FAでやってみます。
これは2D専用のドライブ(TEAC FD-55BV)なので、250kbit/sのはず。
これで300kbit/sのイメージはどうでしょうか?

?あれ?

って、どっちも動かねーorz。
どうなってんだこりゃ?ってところで、フォーラムで聞いてみましたがはっきり分からず。
で、いろいろ試して解決しました。

結論は250kbit/sでMSX2モードでイメージ化です。
どうするかというと

1.バイナリエディタなどで、bitrate部分を300kbit/sから250kbit/sに変更する。

$00000C,00000Dが、2C 01 だと思いますので、これを、
FA 00へ変更して保存です。

ちなみに2Dのドライブでdump toolを使った場合は既に250kbit/sになっているので、この作業は不要です。

2.HxC Floppy emulator softwareを起動して、今のファイルをドラッグアンドドロップして読み込ませる。


3.SD HxC Floppy Emulator settingsをクリックして、HFE file interface modeの「Auto」のチェックを外し「MSX2を選択」して、「OK」



4.この設定のままexprtしてhfeファイルで保存。


このイメージで、PC-98Do、PC-8801FAで起動確認できました。
今のところ、試したものはNEC純正のPC-8801FAのDiskBasicのみです。
2DD、2HDなどは試していませんし、アンフォーマットトラックのあるディスク、FM、MFMのミックスしたものや、プロテクトのあるゲームなどは試していません。

ちなみに変換前後でファイルを比較してみると、

HFEファイルのfirst partのなかでは、Floppy interface modeがFloppy interface modeの0x00からMSX2_DD_FLOPPYMODEの0x09へ変更されています。
また、

second partのTrack offset LUTが異なっており、それぞれのトラックの容量が25000バイトから、25088バイトとなっているだけです。


それぞれのトラックデータであるビットストリームはまったく一緒。
でした。

もうちょっと、いろいろなディスクで試してみます。
あと少しだけディスクの話していいですか?
では
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